減薬記録11ヶ月目(20年2月)

50.0%(ステイ) → 49.9%(2月7日減薬再開) → 48.0%(ステイ)

更新日: 20年2月29日

現在、ステイ後の再減薬中です。(2回目) → ステイ → 減薬再開 → ステイ

※基準は12mg/dayがスタート値でそれを100%と記しています。

先月(10ヶ月目)は

先月は、眠剤の多用からか、皮膚が痒くなるという離脱症状に襲われました。19年3月頃に1度眠剤の一気断薬に成功していたこともあり(もちろん不眠&昼夜逆転になりましたが)眠剤を甘く見ていました。レキソタンの減薬も進み、眠剤に含まれるベンゾジアゼピン系の成分の割合が顕在化してきたのかなと思っています。まずは皮膚が痒くなる様な離脱症状を安定させてから、眠剤量のコントロールを行いたいと思っています。

51.1% → 49.2%(1月27日) → 迷走中 更新日: 20年1月31日 ※基準は12mg/dayがスタート値でそれを100%と記...

11ヶ月目 (20年1月)

2月1日;
??% (迷走中)
皮膚が痒くなる様な離脱症状は大分治まってきました。特に気に配っている事も無く因果関係は分かりません。

ただ、ここ数日は、次回に病院に行くための残りの薬のやり繰りとして、
・サイレース2mg 1/3錠
・レンドルミン0.25mg 半錠
・マイスリー10mg 1~2錠頓服
で服用しています。

この量で3日間ほど続けているので身体が慣れてきたのかもしれません。一方、レキソタンの方は、1回2mgとし、通常3回/day + 1~2回としています。

ここ数日はレキソタンも頓服無しで我慢ができるレベルまで落ち着いてきました。

減薬を初めて9ヶ月も経つので、そろそろ揺り戻しかなとも思っています。「揺り戻し」かどうかは不明ですが、私自身、初めての経験でかなり困惑しています。

2月3日;
??% (迷走中)

皮膚が痒くなる様な離脱症状は、ほぼ無くなりました。そのため、皮膚が痒くなる離脱症状に対してのレキソタン服用の機会はほぼなくなりました。

ただ、入れ替わる様に、目眩が気になる様になりました。まだ大きな支障はないですが、収束を願うばかり。

一方、同じく2日くらい前から頭痛が酷くなって、本日は頭が割れるように痛い。(>_<) のた打ち回る。までは言いませんが、二日酔いの時の様に、心拍とともにずきんずきんと左首筋から後頭部に掛けて痛みます。。この手の頭痛は、4,5ヶ月振りです。 色んな症状をらせん状に回っているのでしょうか…。

それにしても、痛い。市販薬や、ロキソニン、SG配合顆粒も全く効きません。頭痛薬の服用しすぎかどうかは別にしても、頭痛の酷さから、胃の動きも悪く、食欲も全くわきません。胃もたれもしています。

先週から家の裏で大きな工事が始まり、その騒音にもやられています。工期は2年間なので、こちらも防御策として、自宅の窓に防音シートを張ったり、しました。それらの作業で肩が凝ったのかもしれないです。ただ、2時間程度の作業で仕事に比べれば、おおざっぱに行えるので神経を使わず、肩も凝っていないと思います。

重機の音や金属スクラップの破壊音が大きいので、無意識に緊張や歯の食いしばりから、身体がこわばっているのではと想像しています。

根本的な対処としては、きっと、身体全体の筋肉のバランスも崩れていると思うので、バランスの良い運動なのかなと思っています。

それにしても、割れるように頭が痛いです(>_<) はやく安定して、レキソタンの減薬を再開したいです。まさか、ここで足止めを食らうとは…(涙)

2月5日;
50.0% (ステイ)
結論から記すと、ここ最近の迷走状態から、今まで様子に戻りつつあります。

皮膚の痒さはほぼ治まり、現れる離脱症状は、何となくそわそわする、チカチカする感じなど、先月までの減薬の状態に戻ってきている気がします。

思い返すと、昨年5月頃の減薬したての頃に現れた離脱症状は、光のチカチカの他、足がムズムズする。皮膚が痒い。が、主として表れていました。今回の迷走状態は、それらの再燃か、6~9ヶ月周期で現れる様な症状なのかも知れません。

ただ、年末~年始にかけて、サイレース、レンドルミン、マイスリーなどを無計画に服用していたのは事実なので、今のところ、これらが原因と認識しています。

昨日位からレキソタンについては、1日6mg (1回2mg × 3回服用)で間に合うようになりました。

また、眠剤に関しては計画的に服用する事にし、夜11時頃にベルソムラ 20mg 1錠。 寝る少し前に、サイレース 1mg としています。

私は、薬の服用が多いせいもあると思いますが、非常に多くの水を飲んでいるので(多分 1日5リットルは飲んでいます。食事に含まれる水分は除外)、トイレでの中途覚醒が多く、寝れない時は、追加でサイレース 1mgを服用する時もあります。ただ、その他の、マイスリーやレンドルミンの併用は止め、マイスリーを服用する時は、サイレースは止めて。という風に、ベンゾジアゼピンの等価換算量は同じ量にするように心がけています。

今は、過渡期なので、安定を目指して、このまま3,4日間みて大丈夫そうでしたら、レキソタンの減薬を再開する予定です。一方、眠剤の減薬も同時に進めた方が良いかも悩んでいるところです。

ちなみに、吉田病院でのジアゼパム換算で見ると、

・レンドルミン 0.25mg → ジアゼパム 5mg

・マイスリー 10mg → ジアゼパム 5mg

・サイレース 1mg → ジアゼパム 5mg

と、全てオーダーのジアゼパム換算量でした。(正直、意外でした!)

マイスリーは、半減期が短く、また、寝付けなくてダラダラしているうちに半減期を迎えてしまったりなど、イマイチな感じでしたが、これらの換算量をみると、マイスリーは力価が高いのだろうなと想像できます。

マイスリーの減薬には、半減期も短く、キレも良いとされているデパスと同じような手順やハードルになると想像しています。

一方、減薬ブログなどを見ると、サイレースの減薬もかなり苦労している(時間が掛っている)様に見受けられます。

さらに私の場合、一番最初にベンゾジアゼピン系の薬の服用が始まったのが、レンドルミンで、この長期服用で、光のチカチカが感じるようになったとも関連を感じています。

睡眠薬に関しては多剤投与の状況となってしまっているので、どれをターゲットとし、減薬対象としていくかも悩みどころです。

レキソタンの減薬も50%になり、 ジアゼパム換算で 12mgに相当します。睡眠薬のベンゾジアゼピンも顕在化してくる領域に来たので、レキソタンと同時に減薬する事も考えています。

また、話は変わりますが、迷走状態から脱しつつある状態から、今度は入れ替わりで目眩の症状が出てきました。頭痛も楽な日(我慢できるレベル)の日も出てきました。

安定してきたと思っていたのですが、症状のオンパレードで嫌になりますね。

あとは、近所の工事騒音との関連も気になるところです。

2月7日;
49.9% (-1.01%/週 @線形ペース,-2.00%/週 @指数関数ペース)
もう少しステイをしたい気持ちもありますが、あまり状況が変わらない(むしろ、気温や睡眠状況など外的要因が大きい)ので、減薬を再開する事にしました。

ちなみに、良かれと思ったステイも長くなると、常用量離脱症状が起きてきます。(現に、ベンゾジアゼピン系の耐性のつきやすさを知らずに、増量、増量していったからこの量になったので。。)

私の場合では、2週間~4週間をするとステイしている安定感は無くなってきます。減薬ペースと身体のペースが合わなくなり離脱症状が発生した場合には当然、無理をせずにステイをした方が良いです。

この場合のステイですと、上記の2週間~4週間はステイをする羽目になりますが、問題は減薬をどう再開するかですが、私の約1年間の減薬経験からでは、まず、1週間程度増量し、離脱症状を安定させてから、その勢いで減薬をするとよいです。増量前まではハイペースで進められ、離脱症状が起きた量の手前でスローなペースに切り替えると良いです。

自分にとって壁とされている、減薬量は、超スローペースで進めると乗り越えることができました。

ですので、ステイでの常用量離脱が起きてしまっても、私は心配なく過ごしています。

2月9日;
49.6% (-1.00%/週 @線形ペース,-2.00%/週 @指数関数ペース)
レキソタンの減薬は、最近の軽い離脱症状の出方から少々心配でしたが、特に大きな離脱症状も出ずに進められています。

一方、目眩の方は結構きてます。昨日は、目をつむっていても目が回っている状態でした。

睡眠に関しては、割と良好です。ここにきてようやく冬の寒さとなって来ましたが、その寒さが体温の変化を生んでくれるためか、寝入りが良いです。きっと、身体には夏モードと冬モードが有って、今、ようやく身体が冬モードに入ったのでしょう。例:同じ気温20℃でも夏と冬で体感の違うように。

また、睡眠薬(サイレース、レンドルミン、マイスリー)については、服薬量を記録を取り管理下に入れました。年末年始にサイレースを2ヶ月程度多目に服用していたので、ベンゾジアゼピン系の他の薬と同様、耐性、常用量離脱症状があります。その為、結構なハイペースでは有りますが、レキソタンと同じくミルクタイトレーションで、調整をしています。現在は、1.26mg/dayです。(もともとは、2mg/dayを服用していました。) 中途覚醒で寝れない場合は、適宜、レンドルミン、マイスリーを服用しています。追加の分に関してはかなりアバウトな量です。

身体の面では、全くメンテナンスを怠っています。私の今の目標は、風呂に入る。軽い運動をする(筋力、呼吸を整えたいため)。ですが、寒くて外出も億劫で、完全なる引きこもり状態です。

2月13日;
49.0% (-0.99%/週 @線形ペース,-2.00%/週 @指数関数ペース)
一昨日、昨日と外出をしていました。もともとも体調は最悪で、目眩、ガンガンと痛い頭痛、体温が上がったり平熱になったり、発汗&ぞくぞくとしたり、ジェットコースターの様でした。

外出なので、外で冷えたり、電車で暑かったり、人混み、エアコンの温度変化など大変でした。自律神経がイマイチなのでしょう。

人と会う用事でしたので、緊張であったり呼吸が浅くなってしまったりと、精神的にも負担は有りましたが、特に大きな離脱症状は有りませんでした。レキソタンの減薬も予定通り進んでいます。

また、先月末から今月頭に起きていた、皮膚が痒い、足がムズムズする。という離脱症状は治まりました。原因も謎です。

昨年末や先月にベンゾジアゼピン系の睡眠薬を多く服用していたので、それが原因なのかなとも思っています。2月に入ってからは計画的に服用をし、(安定するまで2週間ほどかかりましたが)この離脱症状に関しては一応乗り越えた。という感じです。

現在、レキソタンの減薬も50%を進んできたので、ベンゾジアゼピン系の睡眠薬も徐々に減らせればよいなと思っています。

25歳位からレンドルミンを服用し始めて、その後に仕事での大きなストレスが起きてから、光がチカチカしたり、ソワソワするようになったので、大元の原因は「レンドルミンの常用量離脱症状なのかなと」も思っています。。

2月16日(日);
48.6% (-0.98%/週 @線形ペース,-2.00%/週 @指数関数ペース)
昨日、土曜日に中高校時代の友達がご近所に来たので、二人でお酒を飲みました。といっても、お互いお酒はそんなに飲まないので、私は、最初の生中ビーリ1杯のみであとはソフトドリンク。

中高時代から学校帰りにつるんでいた友達なので気楽です。

しかしながら、一緒に飲んでいる途中で光のチカチカ、耳鳴りなど離脱症状が出てきて、(通常のレキソタン服用予定は23時ですが)夕方18時頃に、急きょ財布の中に入れてあるレキソタン5mgを割って2.5mgを服用。

帰って来てからもくたびれてすぐ寝ました。疲労困憊と言うより、どちらかと言えば、離脱症状からの寝逃げに近いです。本日は予定 朝7時の服用は守れましたが、昼過ぎから、チカチカの離脱症状が酷くなり、前倒し服用しています。

夜の23時分は、足ムズムズやチカチカは無いが、皮膚が痒い, 耳鳴りがするで19時に前倒しして服用しました。

一時は若干楽にはなりましたが、夜になってやっぱりしんどい。
減薬ペースが速いのかなぁ。ステイしようかなとも考えている所です。

季節的にも変化の時期でストレスがあるのかもしれませんね。

ちなみに、頭が割れそうな頭痛や目眩もあり、なんとなく嫌な感じです。。

2月20日(日);
48.3% (-0.98%/週 @線形ペース,-2.00%/週 @指数関数ペース)
弱い離脱症状、+めまいがありますが、減薬を再開しています。ステイしていても減薬を再開しても改善はしないなと思ったからです。

今までの経験上、1~2週間ステイをしても改善されないものは、増量やステイでは特に改善されず(安定する位)、むしろ、季節やストレスなどの環境的な外的要因で光のチカチカが辛い、なんかソワソワした感じ。人と話していて、身体が固くなり筋肉が緊張してしまう。(人との会話の場合は、相手との会話や思考をまとめながらの言葉の発音などにより、一人で過ごしている様なマイペースな環境では無くなるので、呼吸が浅くなる事による悪循環と考えています。)などの変化が起こります。

その為、私の場合、人と会う時などは、外的要因として捉えていて、事前に増量しておくか、会う直前、質問をする直前など、話し中トイレに席を立った時などに頓服として追加をしてレキソタンの服用をしています。

これにより、離脱症状全て改善される訳では無く、半分くらいはいつもとあまり変わらない状態ですが、保険として安全の意味で服用しています。

今のところ、めまいがどうにもならなくて困っています。今回の目眩は、昨年末ごろから長く続いているので、今後治るのかなと心配な面があります。。

※ここ2週間ほどは、気になる音量での耳鳴りも続いています。音質は、相変わらずの「キーン」という音です。疲れが大きい時は、音量が大きくなり、音質も「ギーン」という感じに変化します。

2月22日(日);
48.1% (-0.97%/週 @線形ペース,-2.00%/週 @指数関数ペース)
ここ数日の離脱症状は、弱いものの、飲み忘れる様な安定をしている時もあれば、前倒しして服用したい時が多くあります。
かつて(1,2ヶ月程前)は、安定して減薬が進められました。

特に最近は、睡眠が安定していません。多くの人は睡眠時間4時間でも御の字の中、幸いにも3~3時間半は確保できていますが、中途覚醒が多く満足も出来なく、逆に起きている時間は傾眠が強く、動ける身体でも、眠さがイライラを増し、ほとんどベッドの中で一日を過ごしています。イライラも、「子供が眠くてぐずる」ような感覚に似ているので、理性的と言うより、何かに当りたくなるような気分ですね。

また、ベルソムラ、サイレースを計画的に服用していますが、それらの影響も出ているかもしれません。ただ、夜11時ごろにベルソムラを服用し、夜中0:30位にサイレースを服用し寝ることで、自然と眠くなるため、睡眠リズムは安定してきてるようにも思えます。

ちなみに、目眩は若干治まりましたが、不安要素で有ります。耳鳴りは慣れるレベルです。

2月26日(水);
48.0% (ステイ)
皮膚の痒さなどの離脱症状は、大分おさまりましたが、光のチカチカ、ソワソワ感が依然として残っています。一時的なものかなと思い、耐えながら、昨日(47.6%)までレキソタンの減薬を進めましたが、安定の様子も見えないので、ステイをすることにしました。

季節の変わり目でもあるでしょうが、今回は、この辺りが、私の次の壁の様に思います。前回の壁は53%付近(2019年10月下旬)にあり、1ヶ月ほどステイをしました。そのステイの後の減薬は打って変わってスムーズに進み、不思議に思いました。「ステイもステイで効果が有るのだな。」「結局は時間が大切なのかな。」と思った次第です。もちろん、耐性も付いてくるので見極めは難しかったです。

今回は、どのような壁か不明ですが、まずは体調が安定するまで長期ステイをしようと思っています。「季節の変わり目の影響もあるでしょう。」と信じたいであります。

それにしても、「このペースでも厳しいとなると…。先が思いやられるなぁ~。(;_;)」という気持ちですね。。

さて、現在の状況と、私が一年間で感じた減薬に対するアプローチを以下に記してみます。(※追記 長文、話が前後しており読みにくいと思われ失礼いたします。頭の痛さやチカチカしてパソコンの画面が見づらい、疲れからも思考がまとまらず、この程度が限界でした。。状況は日々変わってしまうので、とりあえず、現状を記したく。)

現在の症状は以下の通りです。

・皮膚の痒さ → 大丈夫(疲れてもさほど気にならない。)
・光のチカチカ → しんどい
・耳鳴り → ふつう (生活に支障の無いレベル)
・目眩 → ふつう~少々つらい (辛い時は、酔います。)
・ソワソワ感 → ふつう (疲れてくるとしんどい)
・睡眠 → ベルソムラを主にし、サイレースは水溶液タイトレーションで0.9mg/day程度に抑えています。(それまでは、無計画に服用していました。) 今は、3時間程度で目が覚めてしまいますが、眠くなる時間帯も安定した来たように思えます。ちなみに、安定するまで1ヶ月程度かかりました。
・頭痛 → ふつう 。
減薬前までは、吐き気がするほどの激しい痛み刺す様な痛み、頭痛薬を飲んでも全く効果を感じない様な痛みが頻繁に起きていました。1回痛くなると2日間程度続く。減薬を開始してから、半年間ほどすると頻度はかなり減り、痛さもマイルドになりました。肩が凝るような作業を集中して行うと、同じような痛みがでますが、ほぼ1日間でマイルドな痛みに戻っています。

・筋肉痛、筋肉のこわばり → これも頭痛と同様にリンクしていました。
・身体の鉛の様な怠さ → これも頭痛と同様にリンク。
・抑うつ状態 → 何かをきっかけて1週間連続で落ち込む。という長期的なものは少なくなりました。今は、2,3日間レベルの落ち込みで、落ち込み具合も回復の早さもマシになりました。ただ、減薬を通じて、「離脱症状やベンゾの前には無力。」というのも感じ、考え方が変わってきたかもしれません。

頭痛、筋肉痛、身体の怠さは、対処療法に、また仕事中は予防的にアミノバイタルをがぶ飲みしていましたが、今年に入ってからはこれらの事をしなくても一気に楽になった様に思います。

これらの効果について、『減薬のおかげ』とは、まだはっきりという自信はありません。

正直、自分自身は、まだ減薬の有効性に対しては疑っています。ただ、加齢なのか考え方や取り組み方、日常生活の送り方など無意識に変化している可能性もありますが、症状が軽くなったのは事実です。減薬と症状軽減の因果関係が明確に見つからないというだけですね。その為、離脱症状の出方が人によって千差万別の様に結果も分かりませんが、チャレンジをする価値はあると思います。身近な人がベンゾで困っていたら、無理は言わずと、一回やってみては?と勧めはしますね。

私の場合は、頭痛や身体の鉛の様な怠さに途方に暮れ(その際は慢性疲労症候群を疑っていました。)、ベッドの上でそれに似た症状のブログを片っ端からで情報を漁っていた時に、ベンゾの減薬を知りました。その時は、全くもって半信半疑でしたが、「症状云々は別にして、これからも耐性ができ、増量していくことを考えると、減らせるだけでも御の字だ。」と思って、実験的に開始しました。減薬開始時のモチベーションはその程度でした(^^;;

ただ、減薬を開始してると、徐々にではあるものの、確かに薬の量は減らせ、(飽きっぽい性格ですが、)とりあえず半年間は続けてみようと思ったのを記憶しています。

このとおり、減薬は継続していますが、今振り返って思い出すと、減薬前や、半年くらい前(減薬開始6ヶ月目位)から、楽になった様に思います。 (私は常用量離脱からスタートしていたので、減薬だけでも十分と思い、断薬できればめっけものと思っているレベルです。)

全てが万々歳という訳では無く、目眩、耳鳴りは追加されたので、こちらは困りものですが。。

ベンゾの減薬を考えていたり、スタートラインの壁に立って試行錯誤されている方も、ダメモトで、4ヶ月位は減薬を継続してみると良いと思います。もちろん、無理な減薬は絶対にしないでくださいね! ※私は、無理なペースで耳鳴りが始まり、未だに治まっていません。 無理は禁物です!!

減薬中は、一週間の中でも、UP/DOWNがあるので、気付きづらいですが、減薬3ヶ月目くらいで、状態が変わってくると思います。(開始時は減薬ペース配分、減薬方法の試行錯誤で2ヶ月程は不安定な時期と思います。)

最初の2ヶ月目くらいまでは試行錯誤でUP/DOWNし、3ヶ月目くらいは安定して減薬。4ヶ月目位で、「日々振り回されているけど、よくよく考えてみると、楽になっているかも。」という感じになると思います。

私の場合は、4ヶ月目位の時点では、先は見えず、体調がよくても、「たまたま最近いいのかな」「天気がいいのかな」と思っているくらいでした。半年後位に、実感として平均すると楽になっているなと感じました。(とはいっても、元気な頃に比べれば、まだまだですが、最悪の頃よりはかなりマシになりました。)

置換などは特にしなくても、まずは手元にある薬で、減薬をテストしてみるのも一つかと思います。離脱症状は人によって、状態によって千差万別ですので、飲み慣れている薬で、自身の離脱症状の種類、パターン、それまで通り服用するとちゃんと治るかなど事前リサーチが必要と思います。

人によっては、一気断薬しても離脱症状の出ない方もいるのも事実です。

私の母親はサイレース 2mg/dayを10年間程度服用していましたが一気断薬しても全く問題がなく、一方私は、レキソタン 12mg/dayで、ジアゼパム換算でも倍半分程度の量の差でしかありませんが、私のみ酷い離脱症状に悩ませられています。

また、私の離脱症状に効果覿面なのは、レキソタンのみで、それ以外にも、ホリゾン(セルシン)、デパス、ワイパックス、メイラックス、デパケン(ヴァルプロ酸)、テグレトールなど様々試しましたが、離脱症状の解消にはイマイチ〜効果無しでした。

自身の適用を知る上でも、慣れた薬で傾向を知ることは大事なことと思います。→ これは、減薬時に離脱症状が起きた際の安全基地にもなります。

多剤服用の際は、減らすところからのスタートと思いますが、無理に一種類に置換せずに、まずは慣れた薬で様子を見るのがオススメです。

※我慢は絶対に禁物です!無理な減薬で離脱症状が出た場合は、早目に戻せば、増薬もなく元の状態に戻れます。厳しい離脱症状を2,3ヶ月我慢してしまうと、かなりの増量(大抵2〜5倍程度の量になると思います)になってしまう可能性があります。また、後遺症として残ってしまったり…。

一旦、通常の服用量にして、新しい情報を収集したり、作戦を練ったりと体勢を立て直しましょう。

私は、長期間の服用で耐性が付いてしまったせいか、処方量でも既に離脱症状が起きた状態からのスタートでしたので、かなり厳しい状態でしたので、この様な手順を踏みました。

本当はお医者さんと、一緒に向き合いたいですが、自分が減薬が出来る状態か分からない。また、減薬や断薬によって離脱症状がどのようにでるか全く分からないのに、自分から減薬を切り出すというのは、かなり勇気が要りますよね。また、(お医者さんの減薬ペースと自分のペースが合わないなどの理由で)一旦ステイ希望や減薬失敗した時の理解,共感が得られるかも、不安な所です。。

減薬に際しては、客観的に、「今はOK/NG」「無理せずステイをしよう!」「増量して様子を見る!」などの判断を(減薬に理解のある医師に相談しながらでも)結局は自分自身で行っていくことになりますので、日々の離脱症状に飲み込まれず、俯瞰すること大切と思います。 (※最初はペースを守る事、計画を守りたい、○○までに○%の様な気持ちが強かったですが、現在は、増量に対して挫折感、計画頓挫感など一切感じていません。むしろ、日々の体調を見ながら積極的に選択しています。分かってはいたけど、やはり無理をしていたのかなと、振り返るくらいです。)

私は、長期間の服用で耐性が付いてしまったせいか、処方量でも既に離脱症状が起きた状態からのスタートでしたので、かなり厳しい状態でした。そのため、1年間減薬を続けた現在、処方量でも苦しかったあの頃から、なんだかんだで半分まで減らせたことに正直驚いていますし、自分自身んも狐につままれている様な感覚です。(以前は、処方される薬では足らなくて、30日処方のところを、毎回1週間程度前倒しして病院に通院していました(@_@;; 1年位このような前倒しを続けていたところ、保健医療の財源を管理している団体(?)財団(?)から監査が入ったようで、2017年夏頃に病院経由で「計算だと、1ヶ月半程度の薬の余裕が有る筈。しばらく通院を控えた方が良いよ。」と指摘されました…。(この医師は、私との関係は良好でしたので厳しく咎められたり、揉めることもありませんでした。ベンゾの依存性については説明をしてくれませんでしたが^^;;) デパスが向精神薬に指定されたのが2016年9月なので、これら一連の流れと関係が有るのかもしれません。)

私たちは、我慢と根性に慣れきっているので、減薬もつい厳しめに行ってしまうと思いますが 、 「親友にだったらどの様にアドバイスする?」「そんな無茶させる?」「休む(ステイ)のも大事」という風に、見守るような視点で減薬も進めると良いと思います。

計画と実際の症状は車輪の両輪の様な物で、無計画もいけないし、かといって、計画やペースに縛られて無理をした減薬を進めるのも、結局は長期ステイをする羽目となりあまり合理的ではありません。ゴールや断薬目標日は分かりませんが、お互いを半歩ずつ進め、少しずつ前に進める。気が付いたら減薬が進んでいた。程度に考えています。(ワイパックスさんは、減薬当初から終盤にかけて、比較的同じペースで進められていたので、当初はそれを目標としましたが、私の場合はどうやら異なる様で、その作戦は止める事にしました。)

 自分自身の中で別の視点で再評価してみる様な、認知行動療法が得意な人は、組み合せると良いかなと思います。(私自身、認知行動療法を深く理解はしていないので、認識が間違っていたらごめんなさい。)

2月29日(土);
48.0% (ステイ)
皮膚の痒さ、光のチカチカ、ソワソワ感の離脱症状は、ほとんどなくなりまりした。たまに前倒しして服用したくなる場合があるので、安定化を目的としてもう暫くステイを考えています。

少し安心していたのですが、本日21時頃から、突然、回転性の目眩が始まりました。パソコンもスマホもキツイのでしばらくは寝て過ごしたいと思います。。

 

12ヶ月目の減薬記録はこちら↓↓

48.0%(ステイ) → 大迷走→ 46.5%(ステイ) 更新日: 20年3月31日 ※基準は12mg/dayがスタート値でそれを100%...
現在の私の減薬状況

現在の減薬状況

更新日: 20年5月27日
※基準は12mg/dayがスタート値でそれを100%と記しています。

先月の状況↓↓

14ヶ月目…

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